RBS米ぬか多糖体の免疫力アップ効果とは

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抗がん作用について

このページではRBS米ぬか多糖体の抗がん作用について、過去に行われた実験を踏まえて解説しています。

実験でがん細胞の増殖を抑制

2008年になされた、マンドゥ・ゴーナム博士の報告による実験です。

RBS米ぬか多糖体による抗がん作用の実験結果グラフ

Ghoneum M.et al.,Nutrition and Cancer,2008

2つのグループに分けたマウスの右大腿部にがん細胞を接種。一方のグループには接種後8日目から35日目まで、週3回のペースでRBS米ぬか多糖体を与えました。もう1つのグループのマウスには、細胞に大きな影響を与えないよう、リン酸緩衝生理食塩水を投与。比較して様子を観察します。

がん細胞を接種させて14日目ごろからRBS米ぬか多糖体を与えたグループと、そうでないグループのマウスの間に明らかな差が現れました。RBS米ぬか多糖体を摂取させた方のグループのマウスは、がん細胞の増殖が抑制されたのです。統計学的にみて、誤差でない明らかな差である「有意な差」でした。

観察の最終日である35日目には、写真を肉眼でみてもわかるほど、がん細胞の増殖抑制効果が現れています。

RBS米ぬか多糖体に確認された抗がん作用

上記の実験から、RBS米ぬか多糖体には明らかに、がん細胞の増殖を抑制する効果があるとわかります。人間の体内でもこの効果が有効なのか?どの程度の期間で効果が得られるのかなど、より詳細な研究が待たれるところではありますが、マウス実験からでも、その抗がん作用には充分な期待が持てると言えます。

RBS米ぬか多糖体は、米ぬかとシイタケ菌糸体より作られた食物繊維です。RBS米ぬか多糖体を摂取することで、高い抗がん作用が得られることがわかれば、抗がん剤のような副作用を伴う投薬治療の、実施頻度を抑えながらのがん治療が行なえることになります。

RBS米ぬか多糖体は、今後の研究に大きく期待ができる成分です。

RBS米ぬか多糖体ががん細胞に効く仕組み

RBS米ぬか多糖体には、免疫力を高めてがん治療をサポートする効果が確認されています。パイエル板と呼ばれる免疫器官を刺激することで、NK細胞やT細胞、B細胞などの免疫細胞を活性化。NK細胞はがん細胞を攻撃する免疫細胞なので、がん治療のサポート効果が期待できます。

また、RBS米ぬか多糖体には、抗がん剤治療の副作用を軽減する効果も。単独での使用のみならず、ほか治療法との併用の可能性が開けているのも、RBS米ぬか多糖体の魅力だと言えます。

免疫力の向上に伴うこれらの作用と、がん細胞の増殖を抑制する働きが同じ要因によるものかは、まだ明らかになっていません。しかし、マウス実験だけを見ても、RBS米ぬか多糖体のがん細胞増殖抑制効果は、はっきりしています。

免疫力を向上させ、がん細胞の増殖を抑えるRBS米ぬか多糖体。がん治療において、非常に有効な治療法の1つと言えるでしょう。

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参考サイト・参考文献