RBS米ぬか多糖体の免疫力アップ効果とは
52歳の3月、急性骨髄性白血病と診断された男性の実例です。男性は大手デパートの地方店で支配人の仕事をしていました。病気は血液検査や精密検査の結果から判明したもので、診断されるまで自覚症状はまったくなかったといいます。
検査の多さに「ただ事ではない」と覚悟をしていたものの、告知を受けたときは全身から冷や汗が噴き出るような感覚になったと話していました。
「RBS米ぬか多糖体治療」との出会い
男性が告知を受けた数日後、免疫学の権威である先生が開いた講演会で取り上げられていたのが「RBS米ぬか多糖体」でした。それが男性とRBS米ぬか多糖体との出会いです。
白血病を克服したいという一心から、男性は先生に面談を申し込み、自分の病状について詳しく説明。そこで「病室が空くまでの1ヵ月試してみよう」と先生が提案したのが、RBS米ぬか多糖体治療でした。
1ヵ月で改善の兆しが…
それから男性は食事のあとにRBS米ぬか多糖体を摂取するようになりました。先生からは「疲れすぎないよう、仕事をセーブするように」とのアドバイスももらっていたといいます。
治療を続けていると、RBS米ぬか多糖体の効果が見え始め、徐々に白血球の数が減っていきました。若干高めの数値ではあるものの、以前よりも標準値に近い値で安定するようになったようです。
参考文献
長沢修(2001)『ガンと闘う最新の機能性食品』有楽出版社.
30代で「慢性リンパ性白血病」を発症した、女性Aさんの実例です。当初は「ちょっとした風邪かな?」と思う程度の症状でしたが、熱が下がらなくなるなどの異変があったため、精密検査を受けることにしたのだそう。
病名がわかるとすぐに入院することになり、2ヵ月ほど抗がん剤や放射線治療を受けていました。
親戚の紹介で訪れた病院でRBS米ぬか多糖体治療を開始
2ヵ月間の治療後、一時的に退院しましたが治療は引き続き行なわれました。さらに、漢方での治療がよいと親戚に紹介され、ある病院を訪れたのだそうです。再度血液検査をした結果は、好ましいものではありませんでした。
白血球の数は平常値よりも非常に多く、免疫機能を担うNK細胞の活性化率もよくありません。先生は症状からみて、漢方よりも効果が期待できるとして、RBS米ぬか多糖体治療を提案してきたそうです。
RBS米ぬか多糖体治療の末、検査の結果が良好に
1日3gのRBS米ぬか多糖体を摂取する治療がはじまりました。ほかの病院で行なっている抗がん剤治療と、並行する形で行なっていたようです。RBS米ぬか多糖体治療をはじめて2週間。再度血液検査をすると、白血球の数が正常値まで減少していることがわかりました。
そのあと、トラブルがありRBS米ぬか多糖体だけで治療することになってからも、検査結果は良好だったようです。体調の変化はもちろん、その即効性には、治療を提案した先生も驚いていたとか。
参考文献
長沢修(2001)『ガンと闘う最新の機能性食品』有楽出版社.
友人が急性骨髄性白血病にかかってしまった男性の実例です。久しぶりに会う約束をしていたため男性が友人を待っていたころ、友人は「急性骨髄性白血病」と診断されていました。
異常に増殖した白血球を減らすため、半年間は抗がん剤治療を行なったそうです。
再発を予防するためにRBS米ぬか多糖体を提案
抗がん剤の効果で、白血球の数は正常に近い値にまで落ち着きました。しかし、白血病は再発するケースも多く、1~2年が経過してから、がん細胞が増殖してしまうことが少なくありません。
病気について知識のあった男性は、友人に「RBS米ぬか多糖体」の服用を勧めました。抗がん剤治療によって、ある程度がん細胞が少なくなった状態なら、RBS米ぬか多糖体が免疫細胞であるNK細胞の活性化を促し、細胞を消滅してくれると考えたのです。
RBS米ぬか多糖体だけでなく生活環境の改善も大事
そのあと、RBS米ぬか多糖体の服用によって、よい健康状態をキープできていましたが、ある日の検査でよくない結果があらわれました。原因は仕事によるストレス。NK細胞はストレスからの影響を受けやすく、ストレスを溜めこんでいる状態では、うまく活性化できないようです。
男性の友人は、ストレスを軽減するため仕事をセーブし、RBS米ぬか多糖体治療を続けることで病気を克服しました。
参考文献
マンドゥ・ゴーナム(1998)『抗癌力』主婦の友社.
上記で紹介した3つの事例では、いずれもRBS米ぬか多糖体を摂取したことで、白血球の数が減少するという変化が見られました。なかには血液検査の結果で、NK細胞の活性化率向上が見られたものも。
このことからRBS米ぬか多糖体は、免疫機能をつかさどるNK細胞にはたらきかけることで、白血病の改善を助けてくれたと考えられます。
白血病は、がん化して分化能力を失った異常な白血球が増えてしまう病気。RBS米ぬか多糖体によってパワーをつけたNK細胞が増殖した異常細胞を殺傷したことで、病気の改善につながったのです。
いくらRBS米ぬか多糖体を摂取していても、ストレスがかかる状況では症状の改善が見られません。これはRBS米ぬか多糖体がはたらきかけるNK細胞が、ストレスの影響を受けやすいからではないかと推測できます。
そもそもRBS米ぬか多糖体とは、米ぬかに約5%含まれている「ヘミセルロースB」という水溶性食物繊維を、シイタケ菌糸の培養過程で得られる「炭水化物分解酵素複合体」で加水分解させることによってできたものです。その代表的な効果は、免疫細胞の活性化やアレルギー反応を起こす免疫細胞の抑制といった「免疫調整作用」にあります。
米ぬか自体も、玄米が持つ栄養素の90%が含まれており、高い健康パワーが期待されています。これが、病気の改善効果にも期待できるといわれている所以です。しかし、米ぬか単体だと免疫機能を向上させる作用は認められていません。
あらゆる病気の要因となる「免疫力の低下」を防ぐことが健康の要だと考え開発されたのが、RBS米ぬか多糖体なのです。
RBS米ぬか多糖体が免疫機能に作用する秘密は、血液へ取り込まれる過程にあります。RBS米ぬか多糖体の元となっているヘミセルロースBは、食物繊維やでんぷんといった多糖類に分類されるもの。通常であればブドウ糖として吸収されるか、消化・吸収されることなくそのまま体外に排出されます。
しかし、RBS米ぬか多糖体は消化されずに、一部だけ血液へ取り込まれるという特殊な性質を持っているのです。小腸から大腸へつながる、回腸と呼ばれる部分で血液に取り込まれるのですが、そのさい「パイエル板」という組織を刺激します。このパイエル板は、別名「免疫システムの司令塔」と呼ばれている組織。刺激されたパイエル板が、NK細胞やT細胞といった、免疫機能をつかさどる細胞を活性化させ、免疫力が高まるのです。
パイエル板によって活性化されるNK細胞は、体内の安全を見守っている警備員のような役割を果たしています。見回り中に、体内へ侵入してきた敵(細菌やウイルス)を発見したらすぐに退治。
異常な細胞への攻撃機能をもつキラーT細胞とは異なり、ほかの細胞の指示や、異物へ攻撃するための教育を必要としない特徴をもっています。
がん細胞への攻撃力も、ほかの免疫細胞にくらべて圧倒的な強さ。白血病を改善するカギとなるのも、このNK細胞だと考えられるでしょう。NK細胞の活性化が低いということは、体内の見回りが十分にできておらず、敵を発見できていない状態。RBS米ぬか多糖体によってNK細胞が活性化されると、できたてのがん細胞まで退治できるため、病気の克服に有効なのです。
上記の事例をみると、RBS米ぬか多糖体だけでなく、ほかの治療と併用して白血病を改善していくケースが多くみられました。まずは抗がん剤治療や放射線治療でがん細胞を少なくしてから、再発予防としてRBS米ぬか多糖体を服用したり、抗がん剤投与と同時にRBS米ぬか多糖体を摂取することで、高い効果を引き出したりしているようですね。
がん治療によく用いられる抗がん剤治療は、がん細胞の増殖を抑えたり縮小させるのに効果的な反面、がん細胞だけでなく正常な細胞も攻撃してしまう危険があるため、副作用の起こる可能性が多いのが悩みのタネ。吐き気や脱毛、免疫力の低下といった症状があらわれます。
RBS米ぬか多糖体は、がん治療の副作用を軽減させる効果もあると言われているため、同時に治療することでより高い効果が得られるのかもしれません。
RBS米ぬか多糖体の研究は21年以上も続いており、これまでさまざまな論文や学会発表が行なわれています。とはいえ、まだまだ知名度は高くなく、初めて名前を聞いた人も多いのではないでしょうか?実際に利用している様子がわからないと、なかなか手を出しにくいものですよね。
RBS米ぬか多糖体について調べるなかで、独自の実験によって効果を検証しているサイトを見つけました。「RBS米ぬか多糖体と米ぬかの作用の違いを調べた実験」の結果が掲載されているので、こちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。
急性骨髄性白血病を発症した男性の経験談を、より詳しく紹介していきます。RBS米ぬか多糖体によって、白血球の数に変化が見られた男性。実際にどの程度、数値に変化があったのでしょうか?また、男性が白血病を発症した原因は?気になるかたは、より詳しく読んでみてください。
慢性白血病に苦しみ、抗がん治療とRBS米ぬか多糖体治療を並行して行なっていた、Aさんの詳しい経験談です。検査結果で変化のあった白血球の数や、NK細胞活性化率の数値も、より詳細に記されています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
急性骨髄性白血病を発症した友人をもつ、男性の経験談をより詳しく読みたい人は、こちらをご覧ください。途中、仕事のストレスによって数値が思わしくなかった友人ですが、どれほどの治療期間で、症状を改善することができたのでしょうか?
RBS米ぬか多糖体がもつ、免疫調整機能のカギを握る「NK細胞の活性化」。ここでは、RBS米ぬか多糖体についての研究結果をまとめた論文から、RBS米ぬか多糖体がもつNK細胞へのはたらきかけや、白血病への作用について詳しく解説しています。
RBS米ぬか多糖体がもつ、リンパ球への作用についてまとめました。免疫力の向上に関係のある、T細胞やB細胞が属するリンパ球。RBS米ぬか多糖体をリンパ球に作用させた研究結果をもとに、細胞の変化やそれに伴う効果について詳しく解説します。
RBS米ぬか多糖体には、生活の質を改善する効果も期待できると言われています。がん治療患者の生活の質をはかる目安となるのは、抗がん剤の副作用である痛み・倦怠感・吐き気の程度など。論文や体験談から、効果についてまとめてみました。