RBS米ぬか多糖体の免疫力アップ効果とは
RBS米ぬか多糖体が白血病にどのような有用性をもたらすのかについて、論文や体験談をもとに詳しく紹介しています。
RBS米ぬか多糖体の科学的根拠(エビデンス)は20年以上に渡って蓄積されており、特にがんに対しての研究がさかんに行われています。RBS米ぬか多糖体の有用性はさまざまな論文や学会で報告されていますが、中でもひときわ目立つ有用性が「NK細胞の活性化」です。
こちらでは、RBS米ぬか多糖体がどのようにNK細胞を活性化させるのか、NK細胞活性によって白血病やがんにどんな有用性があるのかについて解説しています。
NK(ナチュラルキラー)細胞とは?
NK細胞とは、生まれつき体に備わっている自然免疫細胞の一種。全身を巡りながら、細菌やがん細胞を見つけて攻撃をするリンパ球のことです。普段から活動しているため、異物に対して迅速な初期攻撃が可能です。免疫細胞はマクロファージや樹状細胞といった「司令塔」からの命令を受けて行動を開始しますが、NK細胞はどこからも指示を受けることなく病原体や異物を攻撃できます。
キラーT細胞とは?
キラーT細胞とは、特定の抗原に対して攻撃を行う細胞であり、T細胞の一種です。普段は活動を停止していますが、抗原提示細胞から「敵(抗原)を排除せよ」という指令が下ると一気に活性化し、一部がキラー細胞となります。
ヘルパーT細胞によって活性化されてはじめて攻撃に移るため、抗原が侵入してから攻撃開始までにだいぶ時間がかかってしまうという難点はありますが、その抗原に合った攻撃が可能です。現在はキラーT細胞よりも「細胞傷害性T細胞(CTL)」と呼ばれることが多くなっています。
RBS米ぬか多糖体はNK細胞を活性化させるだけではなく、過剰反応してアレルギーを引き起こす細胞を抑制する作用もあることが臨床試験によって認められています。
また、マウスやヒトの血液を使った培養実験から、T細胞やB細胞の分裂能(分裂する能力)が向上したという結果が得られました。このことから、正常な白血球を増やして白血病細胞を攻撃する機能を高めることが期待されています。
さらに、RBS米ぬか多糖体はマクロファージや樹状細胞といった免疫細胞の「司令塔」となる存在を活性化させることが判明しました。マクロファージの抗原を食べてしまう働きを活発にし、T細胞の活性化において優秀な働きを示す「樹状細胞」を成熟させる作用が現れたのは興味深い結果です。
苦しい副作用に悩まされる抗がん治療では、QOL(生活の質)の低下が大きな課題です。抗がん剤の服用や手術などの積極的な治療も大切ですが、治療中のQOLを維持し続けることも重視する必要があります。
耐えがたい抗がん治療を続けて著しくQOLが低下した結果、治療に対して前向きになれずに無気力に苛まれて治療を拒んだり、重いうつ病を併発したりするケースは残念ながら珍しくないのです。これは、白血病治療に限らずがん治療における課題といえるでしょう。
RBS米ぬか多糖体は、がん治療に対する延命効果とQOLの改善が期待できる物質です。抗がん治療の副作用を軽減する効果はもちろん、血糖値上昇の抑制や活性酸素除去作用についても報告されています。特に、抗がん治療の副作用軽減作用については、ヒトによる臨床試験を行って検証したデータが存在します。
こちらでは、RBS米ぬか多糖体がどのようにがん患者のQOL改善に効果を現したかについて解説。論文や体験談を交えながら詳しく説明していきます。