RBS米ぬか多糖体の免疫力アップ効果とは

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抗がん活性について

RBS米ぬか多糖体は、白血病細胞の増殖を防ぐ「抗がん活性」作用があると報告されています。どのような働きなのか見ていきましょう。

白血病細胞の増殖を抑制するRBS米ぬか多糖体

抗がん活性とは、「がんの増殖を抑制する力が活性化する」という意味です。RBS米ぬか多糖体を摂取すると、白血病細胞の増殖が抑えられるといいます。カギとなるのはアポトーシスです。

細胞は自ら死ぬようプログラムされている

人間の細胞は、体の状態を良好に保つため、役目を終え自発的に死ぬアポトーシスという行動をとります。プログラムされた死ともいわれ、私たちの体内で日常的に起こっている現象です。

自発的に死ぬというと負のイメージがありますが、そんなことはありません。アポトーシスが行なわれるからこそ、私たちの体は健康を保てます。古くなったり壊れてしまったりした細胞が、残り続けてしまう方が問題なのです。

このプログラムは正常な細胞だけでなく、白血病細胞にも備わっているもの。RBS米ぬか多糖体は白血病細胞のアポトーシスを促し、増殖を防いでくれるという研究結果があるのです。

RBS米ぬか多糖体が白血病細胞のアポトーシスを活性化

RBS米ぬか多糖体は、白血病細胞のアポトーシス受容体の感受性を増大させることで自発死を促し、増殖を防いでいることがわかりました。

また、アポトーシスを促すカスパーゼと呼ばれる物質の活性にも上昇が見られたのです。カスパーゼは、自発死を促すシグナルを送る役目の細胞。感受性の高まった白血病細胞は、このシグナルを受け取りアポトーシスが行なわれます。

がん細胞自体と、それを促すカスパーゼの両方にRBS米ぬか多糖体が作用し、自発死する割合を増やしているのではないかとされています。

がん細胞がアポトーシスしないとどうなるのか

白血病を含むがん細胞が、自ら死を選ばないということは、ほかの要因で死滅させるしかありません。物理的にがん細胞を取り除く外科手術や化学療法、ホルモン療法、免疫療法や民間療法など、さまざまな手段を講じる必要があります。

しかし、それらの治療を生き抜いたがん細胞が、耐性を持ってしまうこともあるのです。アポトーシスが白血病細胞でも行われれば、こうした事態を避けることができます。

まだまだ不明点も多いRBS米ぬか多糖体の抗がん活性作用

RBS米ぬか多糖体による抗がん活性は、研究結果はあるものの「なぜそうなるのか」がまだまだわかっていません。今後、さまざまな考察が検証されていくことでしょう。

しかし、白血病細胞に対しアポトーシスを促していることに間違いはありません。人により効果が得られないこともあるでしょう。それでも1度試してみてはいかがでしょうか。

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参考サイト・参考文献